生徒進路指導 第二

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     「キャリア教育」のあり方について考えを述べる。その際、私の小学校期の学校生活や学習課程を振り返り、まとめる。まとめやすくするために高学年に焦点をあてる。
     キャリア教育とは、児童一人一人のキャリア発達を支援し、それぞれにふさわしいキャリアを形成していくために必要な意欲、能力を育てる教育である。その教育を行うには、地域、学校の特色を生かし、児童に合った目標設定が重要となる。キャリア教育は、小学校という課程の中では成長が著しく社会的自立、職業的自立に向け、その基盤を作るには適した時期である。そのためにも、体験活動が重要となる。そして、小学校段階では道徳の時間との関連を図り、計画的、系統的に「自己の生き方」について考えていくのが重要だ。キャリア教育の目標を簡単にまとめると、積極的関心の形成、自己イメージの獲得、勤労を重んじ目標に向かい努力する態度の育成などがある。確かにこの内容を振り返ってみると、小学校の授業で自己形成、キャリア形成が上手く自分自身の物に身に付いている。協調性や夢や希望、他者への積極的関心の形成が行われていた。
     ここからは、小学校高学年におけるキャリア教育に焦点をあて、自...

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