教育課程論【A評価】/聖徳大学通信教育部「教育課程論」第1課題第1設題

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    【A評価】教育課程論/聖徳大学通信教育部「教育課程論」第1課題第1設題『教育関係法規のなかの「教育課程論」について説明し、教育課程の基準が設定されている理由について論じてください。』
    参考文献:
    ・教育課程論‐カリキュラム理論の基礎と発達の歴史‐<改訂版> 齋藤新治 聖徳大学通信教育部 2003年4月1日
    ・教育課程カリキュラム入門 柴田義松 有斐閣 2000年1月30日
    ・学習指導要領改訂のキーワード 無藤隆解説 馬居政幸・角替弘規制作 明治図書出版株式会社 2017年2月
    ・原典対訳米国教育使節団報告書 教科教育百年史編集委員会編 建帛社 1985年11月

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第 1 課 題 第 1 設 題
    「教育課程」という用語が我が国で用いられるように
    なったのは戦後、1951年の学習指導要領改訂の頃からで
    ある。そもそも教育課程とは教育関係の法律に規定され
    た専門用語である。学校教育においてのみ用いられる概
    念として、その内容は、教育課程と類似的並行的に使わ
    れる「カリキュラム」が表わすところの幅広い意味と厳
    密には区別されるべきである。教育課程は学校教育とい
    う専門領域において、子ども一人一人が義務教育のゴー
    ルに達するためのコースの整備・管理・維持という全体
    的なプログラムの枠組みであり、「学校教育の目的を達成
    するために、教育の内容を児童・生徒の発達に応じて、
    授業時間数との関連において総合的に組織した学校の指
    導計画」として定義される。
    学校教育の目的は教育基本法第一章第一条、また第四
    章二十九条に規定される。日本の教育の大目的は「国家
    及び社会の形成者を育成」し「普通教育を施す」こと、
    すなわち普通教育の実現である。普通教育は「基礎陶冶
    の職業陶冶に対する優位」の原則を念頭に、日本国の公
    民としての資質を...

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