精神医学04

閲覧数1,417
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    4
    精神医学 4単位め
    (課 題)
    精神科治療における薬物療法について使用薬物を分類し,その効果と副作用について説
    明せよ。
    (解 答)
    現在の精神科における身体療法の主体は薬物療法である。精神機能に影響を及ぼす薬物
    を広く向精神薬といい、精神科疾患の治療に使用されるものを精神治療薬という。精神治
    療薬には、8種類に分類される。
    1.抗精神病薬(神経遮断薬、強力精神安定薬)
    抗精神病薬は、メジャートランキライザーとも呼ばれ、向精神薬全体の中でも最も強力
    な精神安定作用を持つ薬である。抗精神病薬は、一般的に妄想や幻覚(幻視・幻聴)、作
    為体験、異常な運動興奮といった陽性症状のある統合失調症の薬物治療に用いられる薬
    で、「定型抗精神病薬」「非定型抗精神病薬」「持効性抗精神病薬」の3タイプに分けら
    れる。従来の定型抗精神病薬は、陽性症状には高い効果があったが、陰性症状には殆ど効
    果がなかった。それを補う形で非定型抗精神病薬が開発され、陰性症状に対する一定の効
    果が確認されているようになった。持効性抗精神病薬は、効果が長期間持続する抗精神病
    薬で、一回の注射で約2~4週間程度、効...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。