資料紹介
佛教大学 Z1109
生徒指導・進路指導の研究（中・高）の科目最終試験に
出題されている6題とその答案を記載しています。
各題、表面が埋まる程度の
800～1000字程度でまとめており、
キーワードを記憶して試験に臨めば、
問題なく合格できると思います。
私が受験した時は2番が出題され、80点で合格しました。
1.生徒指導の意義とは何かについてまとめ、実践的な事例を挙げながら述べよ。
2.進路指導とは何かについてまとめ、進路保障の原理について述べよ。
3.中学・高校におけるいじめの構造とその特質についてまとめ、具体的な指導方法を述べよ。
4.中学生や高校生に起きやすい問題行動には何があるかを説明し、どのような点に注意して指導すればよいか具体的な事例と指導方法を述べよ。
5.フリーターの増加がどのような社会背景から生じるものかについてまとめ、その対応について述べよ。
6.教科教育と教科外教育とはどのような関係にあるかについてまとめ、その構造と課題について述べよ。
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生徒指導・進路指導の研究（中・高） 試験対策
生徒指導の意義とは何かについてまとめ、実践的な事例を挙げながら述べよ。
文部省（現文部科学省）の「生徒指導の手引き」において、生徒指導は「学校がその教育目標を達成するための重要な機能の一つ」と位置付けた上で、青少年の非行に対する対策という消極的な面だけでなく、全生徒の人格のより良い発達を目指した教育活動であるとしている。
生徒指導の意義には以下の5つがあり、その実践的例と共に説明していく。
生徒指導は個別的かつ発達的な教育を基礎とするものである。
学校では多くの活動が集団で行われるが、全ての生徒に同一の指導が行われるわけではない。生徒一人ひとりの個性や人格を把握し、それがよりよく発達することを目的としているのである。
例：生徒一人ひとりとの面談を通じて彼らの個性を知り、そこで教育活動を行う。
生徒指導は一人ひとりの生徒の人格の価値を尊重し、個性の伸長を図りながら、同時に社会的資質や行動を高めようとするものである。
個々人の人格の発達を目指すものではあるが、生徒たちは個別的に存在しているわけではない。よりよい社会生活を営む上では集...
