聖徳 通信 心理療法 - 第3課題 [2] 評価A 合格レポート

閲覧数4,799
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 7ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    合格レポート評価:A
    文末に講評欄のコメントも記載しています。

    第3課題 [2]

    心理療法の三大流派(精神分析的心理療法の流れ、行動療法的心理療法の流れ、来談者中心療法の流れ)それぞれについて、その特徴(治療の概要、重要用語、発展的アプローチとの共通点など)を400字程度にまとめなさい。(400字x3=1,200字程度)

    参考文献:
    聖徳大学通信教育部(2013.2.1).「心理療法」.聖徳大学通信教育部
    窪内節子、吉武光世(2011.10.5).「やさしく学べる心理療法の基礎」.培風館
    川瀬正裕、松本真理子、松本英夫(2012.2.20).「心とかかわる臨床心理第2版」.ナカニシヤ出版
    國分康孝(2002.2.5).「カウンセリング辞典」.誠信書房
    渡辺三枝子(2002.4.20).「新版カウンセリング心理学」.ナカニシヤ出版
    中島義明、安藤清志、子安増生、坂野雄二、繁桝算男、立花政夫、箱田裕司(編者,2013.1.30).「心理学辞典」.有斐閣
    外林大作、辻正三、島津一夫(編者,1981.9.25).「誠信心理学辞典」.誠信書房

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第3課題 第1設題
    [2]-1.精神分析的心理療法の流れ
     フロイト(S. Freud)は、「心の問題を抱えた患者は、自由連想法を契機に、無意識の中に抑圧された記憶や夢、または葛藤を語るが、精神科医はそれらを分析することで、患者は心の問題を理解し、克服できる」と唱えた。彼は、精神科医は、患者の「自我―無意識―超自我」の間で繰り広げられる「葛藤」や、患者との面接を行ううちに起こる「防衛機制」や「転移―逆転移」の感情、または「抵抗」の解釈を行うことで、患者自身が「無意識の自己理解」を進め、「パーソナリティの変容」が起こり、苦痛を和らげることができると考えた。この考え方は、「精神分析」と呼ばれ、これを用いた心理療法は「精神分析的心理療法」と名付けられ、不安や抑うつ症などの、「問題解決を援助する営み」として広まったのである。

     その後、フロイトの考えを受け継いだ後輩たちは、精神分析的心理療法における独自の発展的アプローチを作り上げた。それは2つのタイプに大別できる。ひとつは、フロイトの「無意識」についての理論を認めた上で新しい考えを盛り込んだ、アドラー(A. Adler)やユング(C.G. ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。