就労と景気には大きな相関があり、日本の景気はバブルやリーマンショックを経て大きく冷え込んだ。しかし、ここ数年になってアベノミクスなどの景気向上政策により景気が改善して来ている、という言葉もニュースでよく聞く。景気が悪いと就職が厳しくなり、景気が良くなると就職が簡単となる。つまり事業所の立場から見ると景気が良くなると人材確保が困難になるということだ。実際に現在私が働いている職場でも、数年前に比べスタッフの確保が困難になってきたと感じている。就労の現状と課題、支援のあり方について述べる。
日本の今春卒業した大学生の4月1日時点の就職率が前年比0.3ポイント増の97.6%だったことが19日、文部科...