《佛教大学 小学校教諭》S0615 家庭科概論レポート 【2017年・A評価】

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    資料紹介

    2017年度シラバス
    【設題文】
    家庭科概論から学んだことを踏まえて「どんな暮らし方がしたいか」,また身近な生活場面に即して「現在の生活課題1つと課題を解決する方法」について考えを述べなさい。
    【参考教科書】
    大塚眞理子,加地芳子編著(2011)『新版 家庭科概論』,佛教大学通信教育学部.


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    教科書と同時に読み進めながらレポートを作成することをお勧めいたします。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    家庭科概論から学んだことを踏まえて「どんな暮らし方がしたいか」,また身近な生活場面に即して「現在の生活課題1つと課題を解決する方法」について考えを述べなさい。
    1.「どんな暮らし方がしたいか」
    現代社会は大きく変容しつつあり,この変動社会を生き抜くために,学習指導要領に示されている「生きる力」を育てるという教育方針の下,今日の学校教育が行われている。「生きる力」とは「自分で課題を見つけ,自ら学び,自ら考え,主体的に判断し,行動し,よりよく問題を解決する能力」であり,「自らを律しつつ,他人とともに協調し,他人を思いやる心や感動する心など,豊かな人間性」であり「たくましく生きるための健康や体力」であるとされている。この力を家庭科教育で育む力として捉えると,衣食住の家庭生活や家族との生活において,自分の力や考えで生活課題を解決したり,他者と関わりながら生活を営むことに充実感を得て,健やかに生きていく力を養うことが必要であると考えられる。
    このような力を育むには子ども自身から主体的に学ぼうとする力を引き出す指導が必要である。特に小学生の児童は,身近な発見に感動し,興味や関心が広がっていく時期で...

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