日大通信 平成29・30年度 国際経済論 分冊2 合格レポートです。設問は、2を選択しています。
「金本位制の下での通貨の調整メカニズムの説明からスタートして、第一次大戦による金本位制の停止を経て、第二次大戦後のブレトン・ウッズ体制の成立まで国際通貨制度の変遷が適切に整理できています。第二次大戦後の変動相場制以降の状況についてもよく説明できています。」といった趣旨の講評でA評価でした。
平成29・30年度 国際経済論 分冊2
【課題内容】設問2を選択
2、金本位制のよびブレトンウッズ体制の特徴をふまえて国際通貨体制の歴史的変遷について整理し、自身が考えたことを自由に論述せよ。
<ポイント>
第4章を通読し、それぞれの時代の特徴をきちんと把握すると同時に、時代の流れを時系列的に整理しておこう。
必要がある。また、それぞれの時代について自身がどのように考えるかを整理しておこう。
<キーワード>
教材の中にゴシック体で記載されている語句を中心に参照し、用語をきちんと説明できるようにしておくこと。
<使用参考文献>
なし(通信教育学部教材のみ) 金本位制度は、第一次世界大戦前に主要先進国で広く採用されてきた通貨制度である。
金本位制度の下では、通貨価値を金に対して固定し、各国で通貨価値を決めていた。通貨当局はこの法定平価でその金とその国の通貨との無制限の兌換、及び個人による金輸出入の自由を認めていた。これらの条件で、金本位制度を採用する国の通貨間の交換比率である外国為替相場は固定されることとなる。
金本位制度の下では、外国為替相場に関して、かなり安定的であった。...