日本政治史 分冊1 合格レポート

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    徳川15代目の将軍であった徳川慶喜政権になり、孝明天皇の崩御により、反幕府勢力が急激に強くなり、深い関係にあった岩倉具視と仲間によって政治地図は大きく塗り替えられた。そんな中、幕府にとって緊急に解決しなければいけない問題として大政奉還運動を抱えていた。

     大政奉還について土佐藩は議会政治という徳川家を中心に据えた連合政権構想を掲げて、薩摩藩は長州藩と手を組んで倒幕を行おうとしていたことから、土佐藩の大政奉還論は受入れ難いものであった。倒幕の動きを察知した前土佐藩主であった山内豊信は薩長を中心とした討幕派によって政治権力が薩長に握られてしまう可能性から、土佐藩は追随するしか道はなく、慶喜に対して大政奉還の建白書を提出した。政権を朝廷に奉還し、264年にわたる徳川氏の幕府政治は終止を告げたのであった。

     慶喜は政権奉還したが、征夷大将軍職は保留のまま、後に将軍職の辞表を提出することとなった。長州・薩摩藩が中心となり王政復古の大号令を出し、幕府を廃止し、総裁・議定・参与の三職の新設を声明したが、倒幕派よりも公議派の方が多く、新政権は妥協政権であった。討幕派が自己政権を確立するためには、公...

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