生物学特別講義レポート課題
①哺乳動物のリンパ球の機能と種類について。
リンパ球を分離すると、胸腺由来のTcell(細胞性免疫、Tリンパ球)と骨髄由来のBcell(液性免疫、Bリンパ球)となる。
免疫の発動は第1~4段階に分けられ、第3及び第4段階でリンパ球は重要な役割を果たす。
第3段階はTリンパ球に依存した特異的な細胞性因子である。Tリンパ球が関与している例として、次の3つがあげられる。ⅰ)癌細胞とウイルス感染細胞を攻撃。ⅱ)抗体産生を促進or抑制。ⅲ)ツベルクリン反応。
第4段階はBリンパ球が関与した抗体産生系(特異的液性因子)である。結果として抗原抗体反応が起こり、感染力の消失、毒素の...