日大通信 国際政治論 分冊Ⅱ

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    資料紹介

    問1 現代国際政治における安全保障概念の多様性について説明しなさい。
    キーワード 国家安全主義 非伝統的安全保障

    問3 EU(欧州連合)の統合過程とその拡大について述べなさい。
    キーワード マーストリヒト条約 シェンゲン条約

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    1.安全保障は一般に、ある主体が自らの生存、繁栄、アイデンティティなど守るべき価値を何らかの脅威から特定の手段を用いて保障することを意味する。伝統的な安全保障概念は主として国家の安全保障について議論してきた。各国は自国の安全を保障する手段として軍事力を中心として国を強化しようとする。すると他国も安全保障を確保するために強化するといった、各国の競争と対立が見られた。その結果、自国の安全保障を高めることが他国に脅威を与え、反対に紛争や緊張を高めてしまう、安全保障のジレンマが起こってしまう。

    各国は自国の安全保障を確保する手段として勢力均衡という方法を活用してきた。国際秩序を維持する為に各国の軍事力を均衡に保つことで、突出した脅威が形成される事を抑制し、秩序の不安定化や紛争の誘因を低下させることで国家の安全を図ろうとするものである。各国は他国と相互に軍事上の援助及び協力を定めた同盟を形成し、対立する国家及び国家群の勢力均衡を図ろうとしてきた。しかし、軍事同盟国間の緊張感が高まったり、突発した出来事が起こることで、紛争や、同盟国を巻き込んだ大規模な戦争に発展する弊害が指摘されてきた。こうして...

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