教育心理学 幼児期に見られる第一反抗期はどのようにして生じるか、またその意義と対応について述べよ。

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    資料紹介

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    【参考文献】
    ・中澤潤「よくわかる教育心理学」<ミネルヴァ書房 2008.5.20>
    ・小川正人、森津太子、山口義枝「心理と教育を学ぶために」<財団法人 放送大学教育振興会 2012.3.20>
    ・三宅和夫、北尾倫彦、小嶋秀夫「教育心理学小辞典」<有斐閣 1991.9.10>
    ・鎌原雅彦、竹網誠一郎「やさしい教育心理学」<有斐閣 1999.4.20>

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    2.3歳前後の子どもを育てる悩みに反抗期があげられる。この時期の反抗期は第一反抗期と呼ばれる。親の言う事に反抗するようになり、対応に難儀する事も多い。第一反抗期がどのように生じるのか、また意義と対応法について述べる。

    1.どのようにして生じるのか

    2、3歳頃になると言語や運動機能が著しく発達し、歩行が出来て、一通りの会話も出来る様になる。行動範囲も広がり、周囲の環境に積極的に関わりを持とうとする。様々な物事に興味、関心を抱き、様々な遊びや運動が可能になる。しかし、危険な事、やってはならない事など区別がつかない為、大人が子どもの行動に制限をかけ、注意する機会が増加する。今までは親の言う事に素直に従っていたが、この時期になると何に対しても「いや」を繰り返し反抗する様になる。この時期を第一反抗期とよび、原因には自我の芽生えが関わっている。出生時は、自分と他者を区別が出来ない為、母親と自分が別の存在であるという認識がなく、素直に母親の言うことに従い、母親の姿が見えないと泣き出したりする。しかし、2、3歳頃には母親との分離が始まり、自身で思う通りにしたい気持ちが芽生える。自我の芽生えとは、こ...

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