【分冊1】心理学

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    資料紹介

    日大通信・心理学分冊1・合格レポート:課題「人間発達の仕組みについて説明しろ。また、発達段階(乳児期~老年期)の特徴について、具体例を挙げて述べろ。」

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    動物の哺乳類の誕生をポルトマンは、イヌやウサギの様な妊娠期間の短く、多産で、親の保護が無いと生存が困難な留巣性と、ウマやウシの様な妊娠期間が長く、原則1個体出産で、親の保護無く生きていける力が備わっている離巣性に分けられるとしている。しかし、人間をこれに当てはめようとすると、妊娠期間は長く、原則1個体出産なので離巣性と思えるが、生後間もない赤ちゃんを放置しておいては、死んでしまう為、この部分においては、留巣性が当てはまり、ポルトマンは、人間は二次的留巣性であるとしている。この様に、動物と人間を比較すると誕生の仕方は似て非なるものである事が分かる。また、動物の行動としてカルガモを例に挙げると、初期経験と臨界期というものが存在し、カルガモのひな鳥は、孵化して最初に見た、動く大きな対象を追従する習性を持っており、刷り込みと呼ばれている。これは初期経験とも呼ばれ、孵化後16時間前後が最も刷り込ませやすい時期だと言われており、この時期が臨界期であると考えられている。 

     発達段階にある子供達にはいくつかの共通する特徴が見られるが、これは発達の原理と呼ばれており、次の様な事が挙げられる。①発達の...

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