科目コード07842「幼児指導論Ⅰ」第1分冊
2年保育の5歳児・10月「交通安全ごっこ」を主題として具体的に想定し、ごっこ遊びにおける教師の望ましい指導について述べていくことにする。
この時期を設定した理由は、年長組になり園での生活にも慣れてきた頃、秋の交通安全運動週間などがあると想定され、園には警察署の方が交通ルールを教えに来ていたり、周りの道路沿いには沢山の交通安全の旗をもった人々や、婦警の人たちが横断歩道で笛を吹きながら交通安全を見守っている姿があちこちで見られるため、園児にとってごっこ遊びにつながりやすいと考えたためである。
場所は
手洗い場室内(下記図を参照)で対象園児は男の子5名、
最初は仲良し三人組が遊んでいる様子から他の園児2人が後に加わってごっこ遊びをしている様子を想定する。
粘土 コーナー
じゅうたん
テーブル
ブロック
中型積み木
ウレタン積み木
男の子3名(A君、B君、C君)は室内のブロック隣の広いスペースでおまわりさんごっこを始めた。どうやら昨日の交通安全で来てくれた時の様子や道路に立って誘導しているお巡りさんの様子を模倣している様子...