【2017年度合格リポート】Q0101 日本の歴史 第1設題 B判定

閲覧数2,934
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    佛教大学の通信教育課程で、2017年度にB判定にて合格したリポートです。
    コードは、高等学校地理歴史、公民、中学校社会課程のQ0101です。
    コードが違っても、設題が同じ場合はご参考にして頂けるかと存じます。
    第1設題についてまとめております。
    あくまでも、参考用としてご利用ください。
    丸写し等は一切禁止されております。
    十分にご注意願います。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    (1)
       (1)
     第一設題:鎌倉幕府と執権政治について。
    一、執権

    執権政治の執権とは、鎌倉幕府における職の一つである。朝廷の記録所の勾当の別称であり、この制は延久一(一〇六九)年の記録所の設置に伴うものである。勾当の事を執権と呼び始めたのは文治二(一一八六)年以後である。「執権政治」とは、第三代将軍源実朝の時代に、北条氏が政治の実権を握るようになってからを指す。執権の役職に初めて就いたのが北条時政である。執権の指す 本来の意味は政務を執ることであり、頼朝の頃には大江広元が政所別当として将軍の補佐を行い、執権と呼んでいた。後にこの政所別当が侍所別当を兼務するようになると、執権職の権限が大きくなり、鎌倉幕府独自の執権職が生まれたのである。
    二、鎌倉幕府の成立

     平氏は、治承四(一一八〇)年に福原遷都を断行し、翌五(一一八一)年には宗盛を畿内及び周辺諸国の惣官職につかせるなど、自立性の高い軍事政権の道を模索していた。

     頼朝と同様に挙兵した源義仲は寿永二(一一八三)年に平氏に代わり平安京に入るも、粗暴な軍事力に頼るあまり、政治力で反平氏勢力を操る後白河上皇との対立を深め、頼朝が...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。