2018年の問題に対応しております。
教育史の科目最終試験の対策のために作りました。
内容はテキストの該当する部分をまとめたものとなっております。余計な言葉が入っておらず、試験に必要な部分のみがまとまった「コンパクトな教科書」のようなものなので非常に使い勝手が良いです。
また、私自身、少しでも負担を減らすために、毎回覚えやすい量かつ試験用紙の表が埋まるくらいの量で作ることを心がけています。また、毎回少しでも楽をするために、その科目の試験問題の中に似た問題がある場合、できるだけ同じ文章を共通して使い、覚えなければならない量を減らすようにしています。
試験合格のために、時間をかけて丁寧に作りました。資料の質には自信がありますので、効率よく試験勉強をしたいという方におすすめです。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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試験内容(6題)。こちらの6題は750~1400文字の範囲内で作っております。
・大衆教育社会について述べよ。
・ペスタロッチの教育思想について述べよ。
・コメニウスの教育思想について述べよ。
・教育勅語について述べよ。
・森有礼と諸学校令について述べよ。
・貝原益軒の「和俗童子訓」について述べよ。
テキスト
・古沢常雄ほか編2009『教育史 教師教育テキストシリーズ3』学文社
・山田恵吾編2014『日本の教育文化史を学ぶ 時代・生活・学校』ミネルヴァ書房
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他にも佛大の科目最終試験の対策資料をいくつか載せています。すべて、テキストを「少しでも覚えやすく」、「少しでもわかりやすく」、「どこでも手軽に勉強しやすく」との思いで自分用に作ったものですが、合格後は使うこともないため、なんだかもったいないなという思いと、せっかく作ったのだから利用してもらえればという思いから掲載させていただいております。よかったら使っていただけると嬉しいです。
ちなみに、私自身、ほとんど毎回自分で試験対策を作り、それに何回も目を通して試験に臨んでいるのですが、今まで試験で落ちたことはなく、試験対策をすべて暗記し、それをそのまま書いたときには、何回か100点をとることもできました。勉強時間を十分に取れないこともよくあるのですが、教科書と異なりすべてに目を通せる分量なので、とりあえず何回か目を通し、試験のときにはなんとなく覚えているところを書き、そこに自分の考えなどを足して試験用紙の表をすべて埋めることを心がけています。時間がない方はぜひ参考にしてみてくださいね。
大衆教育社会について述べよ。
教育社会学者の苅谷剛彦によれば、大衆教育社会とは、「教育が量的に拡大し、多くの人びとが長期間にわたって教育を受けることを引き受け、またそう望んでいる社会」のことである。つまり、多くの人々を教育という営みに巻き込み、個人の努力と能力によって社会的成功のチャンスを与えようとするのが大衆教育社会である。
高等学校の進学率については、1947年に中学校が義務教育となってから8年後の1955年の進学率は約50%であった。1960年でも60%弱であり、中学校を卒業して労働に従事する若者も多かった。その後、高校進学率は、急速な伸びを示し、15年後の1975年には、高校は全入といってよいほどの教育機関となった。
以上のような高校進学率の伸びを背景にして、大学・短大進学率もこの時期に急速な伸びを示している。戦後の新制大学が発足したのは1949年であった。それから1960年ごろまでは10%程度の進学率であったが、10年後の1970年には約2倍、1975年には約4倍に門戸が拡大している。学校数も私立学校の新設などにより増加していった。大学への進学率の増加は、教育費に充てる...