聖徳 通信 病院臨床心理学 第3課題

閲覧数2,821
ダウンロード数16
履歴確認

    • ページ数 : 5ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    【評価】A

    文末に参考文献を記載してあります。

    (書名、著者・編者名、出版社名、発行年月日、全て詳しく記載)

    課題名:
    設問①②ともに解答しなさい。
    (分量は留意、本文の書き始めに①、②と番号を明記すること。行を空ける必要はありません)

    ①査定面接とは何か。さらにそれが病院臨床心理においてどのような意味を持つのか、説明しなさい。

    ②テストバッテリーとは何か、さらにその重要性について説明しなさい。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    第3課題 第1設題
     ①査定面接とは、病院における臨床心理的治療・援助を必要とするクライエントのための、適切な処遇の指針を立てるための面接のことである。これは、実際の治療や心理検査に先立って行われ、心理療法などで行われる『面接』とは趣旨が異なる。査定面接では、臨床心理士がクライエントの病理だけでなく、その他のクライエントに関する情報(医学的診断も含む)を収集・分析・統合を行い、この結果が、具体的な問題解決のための重要な資料・資源となるのである。そのため、このことは病院臨床心理において、「臨床心理士だけが行うことのできる能力」という意味でも重要な意味をもつのである。

    査定面接は、これを行うことで、クライエントの主訴(例.お腹が痛くなり、学校へ行けない)や心理的意味が明らかになり、クライエントの抱える問題の内容や程度が理解できるようになる。これは病院臨床心理における「クライエントの『問題や問題意識』の理解」という意味を持つ。そして、査定面接を行うことで、クライエントの抱える問題の『動機や経緯』を知ることができる。また、クライエントの生活状況や家庭での状況を知ることで、「クライエントの『パ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。