乳幼児の心理について

閲覧数2,149
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    児童心理学、文字数3000字程度

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    1

    「乳幼児の心理についてまとめよ。」
    1.反射

    人間は、ある一定の刺激に対して、意識作用の関与なしに神経系を介して反応する。これを反射と呼ぶ。この反射は先天的に備わっている無条件反射と、生後大脳を仲介して確立する条件反射とがある。

    新生児期は、まだ反応を示す中枢神経が未発達である。この未発達のために起こる反応を原始反射という。中枢神経が発達するに伴い原始反射は消失するため、新生児期から生後4か月ごろに見られる特有な反射である。

    原始反射には、①吸啜反射(指などを赤ちゃんの口の中に入れると吸い付く反応)、②口唇探索反射(赤ちゃんの口の周りに指先などをあてると、そちらを向いて吸い付こうとする反応)、③手掌把握反射(手や足などを赤ちゃんの指を握らせると、ギュッと握り返してくる反応)、④歩行反射(赤ちゃんの脇を支えて足を床につけるようにしてあげると、足を交互左右に前に出し歩くようなしぐさを見せる反応)、⑤モロー反射(頭を持ち上げた姿勢などから急に落とす動作をすると両手を広げて抱きつこうとする反応)、⑦引き起こし反射(赤ちゃんの両腕を持ち上げようとすると首を前に起こして自力で立とう...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。