子どもの「不適応行動」について

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    教育心理学 不適応行動 文字数2800字程度

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    「子どもの「不適応行動」について述べよ。」
    1. 不適応行動と健康

    世界保健機構(WHO)では、健康について、「健康とは、完全に、肉体的、精神的及び社会的によい状態であり、単に疾病または病弱の存在しないことではない。」と定義している。つまり、身体的健康・精神的健康・社会的健康のバランスがとれた状態を健康という。

    適応とは、「人が環境との間で調和のとれた状態」をいう。一方、環境の変化に適応できずに、不安を感じたり、攻撃的になったり身体に不調が現れるといった「人が環境との間で調和のとれていない状態」を不適応という。

    不適応行動とは、「社会的環境との間で調和がとれず、精神的・身体的に好ましくない状態を引き起こしたことによって起こる適切でない行動や反応」をいう。ゆえに、不適応行動は不健康な状態であるといえる。

    2.防衛機制

    防衛機制とは、不安や不快などの感情や体験を弱め、避けることによって、心理的に安定的な状態保つために発生する心理的な作用である。防衛機制には、①抑圧(不快な気持ちや考えを、無意識の中に押し込む)、②転移(欲求不満を感じたときに、本来の目標を、無意識のうちに...

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