教育原理2

閲覧数1,641
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    余計な表現や、回りくどい説明等を省き、読みやすくまとめました。学習の参考にしていただければ幸いです。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    終戦後27年間、日本は連合国軍の占領下におかれながら、様々な分野で改革を行ってきた。教育改革は、そのなかでも重要なもののひとつとして取り扱われた。教育を改革することによって、国民の思想や生活を改変し、新日本建設の土台とする目論見があったからである。

    以下、戦後の3つの教育改革の要点をまとめる。

    1.「国家主義的教育体制の崩壊と教育の再建に向けて」 

    昭和20年、日本はポツダム宣言を受け、敗戦を迎え、連合軍配下に置かれた。極端な国家主義や軍国主義を排除し、民主化を図るため、「日本教育制度の管理」に関する指令の他、4つの指令をだした。この4指令により、軍国主義・国家主義的思想や、思想の自由化がなされるとともに、軍事教練や修身などの授業が停止され、国粋主義の教師の追放がおこなわれた。この改革により、「民主化」・「地方分権化」・「自主性保障」の理念を打ち出した。

    2.「教育勅語体制から憲法・教育基本法体制への移行」

    戦前の勅令主義から、戦後、日本国憲法の制定により、教育行政に国民や地方住民の民意が反映されるようになった。「国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」と宣...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。