日本大学通信教育部 平成27,28年度の生徒指導・進路指導論の合格レポートです。科目修得試験と合わせてA評価となっております。
ご参考になさってください。
生徒指導・進路指導論(科目コード T30500)
<課題>
学校における本来の進路指導の意義・目的、それを達成するために行われる指導の領域
を述べるとともに、最近キャリア教育とそれの中核をなす本来の進路指導の必要性を高
めている背景・要因を論じなさい。
キーワード: ガイダンス・生き方の指導・キャリア・キャリア発達・モラトリアム
ポイント: ①”出口指導”と言われていた従来の進路指導ではない”本来の進路指導”につ
いて、その意義・目的と、②それを達成するためにどのような指導が行われるのかを論
じ、さらに、③その進路指導を中核とするキャリア教育の実践の必要性を高めている社
会的背景・要因を論じる。
<レポート本文>
従来、学校においての進路指導とは、卒業時の就職斡旋や上級学校への受験対策指導
であるという考えが一般的であった。しかし、進路指導の本質はそのようなもののみで
はなく、生徒が主体的な進路選択を行い、社会的・職業的自己実現のために最善の努力
を傾ける人間を育成するための教育活動であり、そのために、「生き方の指導」の重要
性が説かれている。また、最近ではキャリア教育の実践が求められ...