成人看護学~ターミナルケアに関して-1書籍からの考察レポート~

閲覧数4,270
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員660円 | 非会員792円

    資料紹介

    医療系大学の成人看護学のレポートです。ターミナル関係の書籍を読み、それをふまえてターミナルケアに関して考察せよという課題でした。もらった評価はAです。この程度でいいのです。数年経過しているため、レポートによっては古い考えになっているものもあるかもしれません。あくまでも参考にされて、肉づけを行ってくださいね。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    「近い将来死が免れ得ない状況にある人」の体験から考えるターミナルケア
    <文献名>

    山崎 敏子:がんばれば、幸せになれるよ

    ~小児がんと闘った9歳の息子が残した言葉~

    小学館文庫、2007
    この本は山崎直也君のお母さんが綴った闘病記である。直也君は小児がんの中で十万人に一人いるかいないかというほど少ないユーイング肉腫を五歳で発病し、その後五度の再発、四度の手術を経て、九年という短い生涯を閉じた。病気にあっても家族、周りの人々への思いやりを忘れることなく、つらい治療や苦痛に耐え、最後まで闘い、「生きること」を決してあきらめなかった。明るく懸命に生き抜いた直也君が遺した言葉の数々が書かれており、「生きる勇気・希望」を教えてくれる本である。

    まず、直也君を例に患者がどのような体験をし、どのような思いを抱いているのかを考える。直也君がユーイング肉腫を発病したのはたった五歳の時であった。大人でも治療を拒否することがあるのに、直也君は治療に積極的に応じ、手術も周りが諦めていても応じ、つらい抗がん剤治療や放射線治療などにも「生きる」ために何度も乗り越えた。本書の「本当に手術をしてみなくては治る...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。