医療系大学の小児看護学のレポートです。どの学校でも離乳食を食べてみようという講義はあるはずです。ただ薄い、まずかったという感想ではなく、乳幼児期の口腔の発達期を交えながらレポートしています。もらった評価はAです。この程度でいいのです。
離乳食のレポート
前期の離乳食は「ごっくん期」で,5ヶ月頃から始まり,この頃は食べ物を飲み込む練習となる.試食した「かぼちゃのなめらかプリン」の味はかぼちゃの自然な味であり,軽いとろみがついたペースト状で,赤ちゃんはミルクとはまた違った感覚を感じるだろうと思った.
中期の離乳食は「もぐもぐ期」で,7ヶ月頃から始まり,この頃からは赤ちゃんの噛む力を発達させていく.「魚とかぼちゃのグラタン」は初期よりもとろみがついていた.食べ物を軽く押しつぶして飲み込めるくらいのかたさである.初期に比べて味は濃いように感じた.使われている材料も初期に比べて多くなり,いろいろな食材を使って食べられるものの幅を広げて赤ちゃんの味覚を育てていく点もあるのだろうと考えた.
後期の離乳食は「かみかみ期」で,12ヶ月頃から始まり,歯茎で噛めるかたさの食物へと変わっていく.試食した「和風ハンバーグランチ」はしっかりとしたかたさで,お米の形もちゃんとあった.私たちが食べる食べ物同様の噛む強さ,味の濃さへと移っていく段階なのだと感じた.
市販されている離乳食には,温めてごはんにかけて食べる主食メニュー,おか...