「東南アジア・南アジア」、「西アジア・北アフリカ」、「北ユーラシア」、「北アメリカ」、
「中・南アメリカ」について、それぞれの地域の自然環境(地形、気候など)の特性、産業(農林水産業、鉱業、工業など)・社会・民族・文化などの特性、日本との関係について述べなさい(この科目の教科書を用いること)。
「東南アジア・南アジア」、「西アジア・北アフリカ」、「北ユーラシア」、「北アメリカ」、
「中・南アメリカ」について、それぞれの地域の自然環境(地形、気候など)の特性、産業(農林水産業、鉱業、工業など)・社会・民族・文化などの特性、日本との関係について述べなさい(この科目の教科書を用いること)。
東南アジアは地震や火山活動の活発な島が連なり、南アジアも環太平洋の変動帯に重なる。インドシナ半島からボルネオ島を囲む地域は不活発な山地や高地があり、その海は陸棚であるためとても浅い。これらの地域は熱帯のモンスーンに属し、多雨であることが水田耕作や畑作による人々の生活を支えている。サトウキビ、ゴムなどがプランテーションで輸出用作物として栽培された。彼らは様々な地域からの移住で複数民族国家であるために国家形成が遅く、欧米諸国の植民地にされた。現在の国境は植民地の境界に制約されているものが多い。第二次世界大戦後は多くの国々で独立運動が展開され、親米路線か非同盟政策かに分かれたが、1967年にASEANを結成して域内の経済発展を目指している。日本とは中世以降明治開国後も交易を継続したが、第二次世界大戦で...