45憲法第1課題

閲覧数2,181
ダウンロード数1
履歴確認

    • ページ数 : 1ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    人権の私人間効力について論じてください。

    タグ

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

     人権の私人間効力について論じてください。
     日本国憲法の人権保障の体系のなかに個人の尊厳と平等権が認められている。それらは自由に生きるための権利である自由権、人間として生きるための権利である社会権、そして基本的人権を守るための権利である。
     自由権は基本的人権のなかでは最も早く確立された権利で18世紀的人権とも言われ、国家権力からの自由であり市民革命によって人々が勝ち取った権利である。そのなかでも精神の自由は個人の内心まで権力や他人に踏み込まれない権利であり、行動の自由は自己の自由意思に基づいて行動し、自己の考えを自由に発表することを保障する権利である。
     基本的人権については日本国憲法の第11条、第97条で「侵すことのできない永久の権利」と規定しているが、第12条で「国民は、これ(基本的人権)を濫用してはならないのであって、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う」とある。
     憲法は個人の人権を最大限に尊重することが基本であるが、「公共の福祉」を「社会全体の利益」といった抽象的なものとして捉え、個人の人権に対して公共性を優先させると人権は簡単に制約されてしまう。それは人体に有...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。