岩手県における産業保健の今日的課題と看護職としてどのように関わり

閲覧数2,655
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    保健学のレポートです。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    岩手県における産業保健の今日的課題と看護職としてどのように関わり
     今日産業保健には、小規模事業場への保健活動、外国人労働者への保健活動、トータルヘルス・プロモーションの推進、地域保健との連携など四つの課題がある。厚生労働省の地域・職域連携推進協議会によると、この四つの中でも特に小規模事業場における産業保健サービスの提供は大きな課題となっていると記されている。したがって私はこの小規模事業場への保健活動について考えたい。

     地域・職域連携推進協議会のモデル事業である「美唄市における事業所の健康管理に関する調査」の結果によると、従業員は40代・50代で生活習慣病の発症が多くみられるが自覚症状がないと受診はしないということであった。また、事業者側は、小規模な事業所では定期健康診断未実施のところが多く、健康診断の受診を個人にまかせているところもあるが、従業員側は健診を実施して欲しいという要望が強く、双方の意見が一致しない結果となった。そして、生活習慣病の健康教育、腰痛と心の健康対策、喫煙対策はあまり進んでいるとは言い難い状態であることがわかった。

     私は、看護職としてこれらの課題に対して積...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。