34国際経済論第2課題

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資料紹介

世界の食糧・資源・エネルギー問題の現状について論じなさい。

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 世界の食糧・資源・エネルギー問題の現状について論じなさい。
 2008年の食料価格急騰でアフリカ、南米、東南アジアで社会的不安を引き起こしたが、その短期的要因として国際資本市場から巨額投機資金の食料市場への流入、欧米でのバイオ燃料推進による穀物需要の増大、中期的要因として中国やインドなどの新興国の人口増加と食生活高度化による需要増加が挙げられる。国連食糧農業機関によると世界で8億人以上が栄養不足であるというが、人口増加と資源制約の衝突を経済論的観点から初めて論じたのはイギリス古典派経済学者のマルサスで、人口増加が食料生産増加を上回るため食料不足になり、死亡率が上昇し人口が減少するとした。ローマ・クラブの報告書『成長の限界』では、世界で経済成長と人口増加が続けば21世紀には資源が枯渇し環境汚染が激化、工業化が停滞し経済が縮小するとしていたが、資源の枯渇は始まっていない。石炭や石油などの化石燃料の可採年数は、価格と技術が不変の場合に確認埋蔵量を何年で使い切るかという指標であり、採掘技術発達で確認埋蔵量増加やエネルギー節約技術開発もあり、化石燃料枯渇にはなっていないため、世界の一次エネルギ...

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