レポートはA評価でした。科目修了試験は、指定教科書以外の文献も用いながら、どの設題番号も1000字~1200字前後でまとめております。試験はA評価でした。
「地域社会に対するニーズ把握から支援計画までのプロセスについて述べよ。」
地域社会に対するニーズを把握するためには、地域の実態をとらえる必要がある。その方法として、関口惠美による地域社会の診断マニュアルをもとに、以下の5つにまとめた。第1に、地域社会の性格について:人口、動態、地区による人口密度の増減を調べる。第2に、地域社会の場所としての理解:面積、自然環境と人々との生活の関係、隣接している他地区との相互依存関係を調べる。第3に、地域社会の政治・行政について:県や市の行政に携わっている人々の名前や政党を知り、誰が福祉政策を進めているかなどを調べる。第4に、地域社会の経済状況について:経済の基盤がどのように成り立っているか、経済的に上昇または下降をたどっているか、安定しているか、その原因は何かについて調査・分析を行う。第5に、地域社会の特徴について:どのようなことが、その地域の特徴となっているのか調査する。
上記の調査を基に、ニーズ検索は次の3段階で行う。第1に、福祉サービスの要望に関する先行調査である。地域住民がサービスの必要性を訴えた場合、直ちにその対象者に調査を...