平成28年08月に合格を頂いたレポートです。
先生からの個別評価としては、すべて無評価でした。
しかし、先生からの講評にはよく整理されているという評価を頂いております。また、講評にはこの課題に対する要点が記載されておりました。その要点もレポートと末尾に記載しておりますので、購入者様のレポートの作成に役立てば幸いです
『宗教学基礎講読(科目コード P30100)』分冊2
【課題】
教材の「廃仏段釈」(P.262)から「むすび」(P.269)までをまとめ、近現代日本の宗教がかかえた課題について記しなさい。
<ポイント>
国家による宗教統制から信教の自由にいたる、日本近現代の国家と宗教とのかかわりの変化を理解し、現代社会における宗教のあり方を考えるための基礎的知識の修得を目的とした課題です。
客観的、基礎的知識を得たことを証するリポートを作成してください。課題は指定教材を用いることを前提に設題されています。指定教材に記される重要用語についてはできるだけもれなく言及するようお願いします。
<キーワード>
神仏判然令、国家主義、国家神道、神道指令、信教の自由
【本文】
近現代の日本の宗教には、そこに至るまで様々な変遷があった。それらを経て初めて国家主義の枠から解放され、信教の自由を手に入れたことで多様な宗教が誕生している。また、それらが幾多にも重なり合うことで日本の宗教は独自の発展を遂げ、多様性と重層性という特徴が生まれた。このような並列・重層・混融が近現代の日本の宗教に変化と豊かさを与えている。近...