95509/法政大学通信教育部/商業科教育法(第2回)/A+最高評価レポート

閲覧数2,959
ダウンロード数3
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    (問題文)
    商業教育の概念を中心に、その特徴を述べよ。

    参考文献:高等学校学習指導要領 平成21年3月 文部科学省

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    商業の概念
     一般に商業教育と称する場合、高等学校における商業教育を指す。しかし、高等学校における商業教育を論ずる場合、商業概念、すなわち商業教育における商業とは何を意味するのかについて固まった定説はない。
     学問としての「商学」の対象たる商業の概念に依拠して答えを求めようとしても、最広義の取引企業説から最狭義の再販売購入説まで多義にわたる学説が存在する。現代まで、多数の学者によって、商学、商業学、経営経済学、配給論、マーケティング論の研究がなされ、研究成果が発表されたにも関わらず、やはり商業概念に対する定説はないのである。
     商業教育における商業の意味は、一般に用いられる「商業」の意味よりもはるかに広い。また、いかなる科目を、どの学年で、何単位教えるのが望ましいかという教育課程論議を通じて商業教育における商業の意味は事実上定まっていくため、自然と商業の指導領域、指導範囲は常に変化せざるを得ない性質を持つのである。
    商業教育の概念における総括的課題
     新しい教育制度に基づく高等学校教育は昭和23年度にスタートを切った。商業教育についての最初の学習指導要領は昭和25年試案として示された。...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。