玉川大学の通信レポート【B判定】
全くの素人が独学で書いたものなので、簡単な内容となっております。どうぞ、参考用にご覧下さい。
体育科の学習指導要領には「心と体を一体として捉え、適切な運動の経験と健康・安全についての理解を通して、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに、健康の保持増進と体力の向上を図り、楽しく明るい生活を営む態度を育てる」と示されている。
この内容を念頭に入れ、近年の子供達の発育・発達状況や心の問題点、これからの体育科の役割について述べていく。
豊かな生活・人生を創造するための条件として、まずは健康が挙げられる。そして、この健康を決定する要因には、体質・環境・ライフスタイルの3つが挙げられる。
このライフスタイルは栄養・休養・運動の3つの要素により構成されており、近年の子供達はこれらの要素に乱れが生じている。というのも、子供達の生活習慣が生活の夜型化、慢性の睡眠不足、食習慣の偏り傾向が見られるようになっている。
睡眠というものは、子供達の成長に多大なる影響を及ぼすものである。というのも、子供達の成長に欠かせない骨や筋肉の成長に関わる成長ホルモンの分泌が活発になるには、副交感神経を中心とした自立神経機能と不随意筋とが協調して働かなくてはならない。この働きの第一条件...