租税論(分冊2)

閲覧数2,217
ダウンロード数2
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員1,100円 | 非会員1,320円

    資料紹介

    日本大学通信教育部での平成27年&28年のリポート提出用課題[租税論(分冊2)]です。丸写しはせずに参考程度にご利用ください。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    日本大学通信教育部 租税論(科目コード:R31700 ) 分冊2

    [課題] わが国の現行消費税の問題点について説明しなさい。

    (レポート本文) 文字数:1801 文字

    わが国の現行消費税の特徴について説明すると、一つは一般消費財に対して単一税率を乗じて課し、すべての世代に広く薄く課税すると表れる逆進税が挙げられる。
    逆進性とは、所得が多い家計ほど所得に対する消費税の負担割合は低くなり、逆に、所得が少ない家計では、所得に対する消費税の負担割合が高くなることを意味する。
    それなので、垂直的公平性の観点から問題視されている。
    そして二つ目は、益税問題が起こる点が挙げられる。
    益税問題とは、本来なら消費税は売上とは別として一旦保管し、後日税務署を経由して国庫に収められる仕組みになっているのだが、消費税の一部を利益としてしまう問題である。それではなぜ益税問題が起きてしまうかというと、消費税は、内税でも外税でも、もらっても、もらわなくても何ら罰則を受けないからである。
    それなので、消費税は価格へ上乗せするのも、自分で支払うのも自由であるという不透明な租税なのである。
    続いて...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。