明星大学科目修了試験、政治学概論1の過去問とその解答例です。
試験問題は、この中からほぼ使いまわしで出題されており、今後もその傾向は続きます。
事前に準備をしておくことで余裕の合格を目指しましょう。
作成者:100tr
明星大学科目修了試験 過去問&解答例
政治学概論1
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***以下、問題とその解答例***
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●戦後日本における政策対立軸について説明せよ。
政治の世界での対立軸は、左翼と右翼の派閥による対立をとる場合が特に先進国で多い。しかし、日本の場合、対立軸の中でも経済面での政策対立が小さい状態である。日本は保守と革新の対立という形をとっていたが、いずれも経済面での平等を掲げ、政府の役割も強調するという点では共通しており、自民党(保守政党)においても、経済政策上では国民の意見を重要視している。これが日本における政治の対立軸の基本的特徴である。戦後まもなくの日本の政治は、自民党による再軍備と日米安保のための憲法改正方針に対し、革新側(社民党)は、平和と自主外交を重視したいとし、憲法改正に対して護憲を強調した。
●「自由主義」について説明せよ。
自由主義とは、人一個人の考えや理念といった自由を尊重し、同一団体などの束縛から解放しようとした思想や運動を指す。 英語ではリベラリズムと訳すが、これらは同等の意味をなさない。これは啓蒙思想による近代思想の一つの...