西洋音楽の歴史と理論 課題:現代音楽における歴史的変容

閲覧数2,352
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    課題:現代音楽における歴史的変容
    「優」をいただいたレポートです

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    タイトル:現代音楽における歴史的変容
    「現代音楽」は調性という共通の基盤の上で作曲されていた概念や音楽作品という基盤が崩れ、音楽は様々な方向へ拡散していく。19世紀までの音楽の概念が崩壊し、20世紀のそれは極めて多様化するに至ったが、第一に前衛(アヴァンギャルド)と呼ばれる作曲家たちが次々に新しい素材や技法を開拓し、新しい音楽思想を展開していったこと、そして第二に、グローバル化の進行により、非西洋の音楽や文化からの影響を強く受けたことによっている。

    現代音楽における、歴史的な変化を述べるにあたり、ポイントとなる4点は以下の通りであり、順に述べる。

    ・無調音楽

    ・全体的セリー主義

    ・偶然性の音楽、不確定性の音楽

    ・西洋以外の音楽への関心
    <無調音楽>

    19世紀までは、「調性音楽」により作曲がなされていた。調性は、主音があり、その並びで音階が決められる。つまり、主音を中心に他の音が関係づけられ、主音以外の音は主音への方向性を持つ。その方向性を強調するのが「和声」である。この「和声」であるが、非常にパターン化しやすく、つまり、音楽が単調になりやすいという特徴がある。「転調」により...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。