2015年度の明星大学通信教育部、異文化理解2の1・2単位目の合格レポートです。
【講評】
1単位目:
合衆国の独立及び建国の過程について、それ以前の植民地時代の歴史を踏まえつつ適切にまとめられています。
2単位目:
冷戦期から今日までの合衆国の政治・経済・社会の状況について、国際情勢との関連を踏まえた上で適切に論じされています。
【課題】
1単位目:
1. あなたが合衆国に対して抱くイメージや印象は、どのようにして出来上がったものなのかを考察しなさい。それを踏まえて、テキスト第一章を読み、合衆国の歴史や文化を学ぶことの意義についてあなたの考えるところを述べなさい。第一章の内容に言及しつつ、500字程度でまとめること。
2. 合衆国の独立・建国の過程について、カッコ内の語句を用いて論じなさい。(合衆国憲法、七年戦争、植民地、独立宣言、奴隷制、連邦)
2単位目:
冷戦末期から21世紀初頭までのアメリカ社会の状況と国際情勢の関係について以下の語句を用いて2000字程度で論じなさい。(9.11、グローバリゼーション、新保守主義、第二次冷戦、湾岸戦争)
1単位目
あなたが合衆国に対して抱くイメージや印象は、どのようにして出来上がったものなのかを考察しなさい。それを踏まえて、テキスト第一章を読み、合衆国の歴史や文化を学ぶことの意義についてあなたの考えるところを述べなさい。第一章の内容に言及しつつ、500字程度でまとめること。
私が抱くアメリカのイメージは、主に3点ある。①多様性に寛容的であること、②①に関連して、違いを受け入れるがゆえにイノベーションが起こることが常態化しており、常に最先端を行っていること、③横柄で自国が正しい、自分が正しいと思い込んで世界を振り回していることである。ノーベル賞を受賞した日本人の多くはアメリカに資金など、何らかの援助を受けていたりすると多様性に寛容な印象を抱く。一方で中東情勢に介入したものの、自体は混乱するばかりで方策も一貫していないために世界情勢を混乱に陥れているなど、私のアメリカに抱くイメージは世間のアメリカ関連の報道によって出来上がったものと言えるだろう。まさにこれはテキストにも言及されているように、断片的で抽象的なものかもしれない。この点で、不易流行の流行にとらわれていると言える。従って、合衆...