生命倫理上代理母出産についてどう考えるか
「代理母出産」という言葉は、今まで聞いてはいたが余り認識していなかった言葉であった。何より、その言葉に対する知識を私はほとんど持ち合わせていなかった。よって、向井亜紀さんの書籍を読み、彼女の代理母出産に至った過程や受けた様々な苦難を垣間見ることによって私は衝撃を感じた。ただ、「代理母出産は大変なんだ」という漠然とした感想だけでなく、「このような患者を将来受け持つことになったら、私はどのような看護を提供すればいいのだろう」という不安を感じたのだ。
今回、代理母出産について調べ、発表する機会を得たが、それによって更に代理母出産に関する様々な知識を得るこ...