口腔ケア

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    資料紹介

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    口腔ケア
    ・日常的に清潔を保持できない患者の口腔内は放置されがちで、細菌の温床になっていることを認識する必要がある。
    ・口腔ケアが行き届かないと歯の表面には容易に歯垢ができ、う蝕や歯周病を招く。とりわけ、う蝕の発生にはミュータンス連鎖球菌が病原菌として大きく関与しており、歯周病ではその病巣にグラム陰性桿菌が大きく存在していることが確かめられている。また、外部からの侵入もあわせて、各種連鎖球菌やブドウ球菌、嫌気性菌など日和見感染を引き起こす原因となっている。
    ・経管栄養や絶食中の患者の口中は唾液の分泌が低下するので、乾燥状態となり感染しやすくなる。
    ・高齢者や臥床患者では、夜間、潜在性誤嚥をする場合が多い。したがって口腔内の細菌を減少させておくことによって、就寝時に起こりやすい沈下性肺炎を防止することが多い。
    口腔ケアの基本
    ・口腔ケアをしても数時間経過すると元の状態に戻ると言われている。通常、毎食後、就寝時に実施する。
    ・口腔ケアは歯垢、汚れを隅々まで機械的に除去しやすい歯ブラシによるブラッシングが原則である。その他、状況に応じて、スポンジブラシ、ガーゼ・綿球でのふき取り方、含嗽など...

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