校内実習で筋肉注射を行う際の事前学習課題で作成したレポートです。
筋肉内注射 intramuscular injection
注射実施組織と部位
筋肉内注射は筋肉内に注射針を刺入するので、皮下注射よりも深く刺入する。したがって、刺入の角度は、筋肉が皮膚表面から浅い部分では皮膚と注射心の角度を約45度程度にするが、深い部分は90度にして行う。
注射部位は、上腕の三角筋や臀部の中殿筋、大腿部の大腿四頭筋外側広筋の中央部付近が神経や血管の分布から見て、適切とされている。
三角筋は衣服の袖を脱いで上腕上部から肩を露出させ、腕を横に上げると上腕の肩峰よりやや下部が膨隆する筋肉である。その筋肉の肩峰先端から3横指下を左手の母指と他の指で大きくつまみ上げて注射針を刺入する。
使用物品
トレイ
注射指示箋(患者名・薬剤名・量・適用方法など)
注射薬(注射箋の指示薬)
注射器(ディスポーザブル製品)
注射針(ディスポーザブル製品)→22~23G、RB(筋肉が薄い場合はSBでもよい)
滅菌袋入り小トレイ
小鑷子と鉗子立て(必要時)
アルコール綿花入れとアルコール綿
アンプルカット(必要時)
小膿盆
実施方法
<準備>感染予防を考慮して、以下の準備は準備室で行う。
ナース...