感染症について

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    看護実習課題感染症

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    看護感染症

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    感染症について
    HBV(B型肝炎ウイルス)
    感染経路
    B型肝炎はHBVが主として血液を介して感染することによって起こる。HBVの感染状態には一過性感染と持続感染がある。成人に感染した場合は、免疫不全状態でない限り一過性感染の経過を取り、急性肝炎、時に劇症肝炎の病体を通る。新生児や乳児、あるいは免疫不全状態の成人に感染した場合は、持続感染の経過をとり、HBVキャリアーとなる。免疫グロブリン(HBIG)及びB型肝炎ワクチン(HBVの成分ワクチン)による免疫予防が可能である。
    B型肝炎患者及びHBVキャリアーを感染源として、以下の3つの経過がある。
    ①HBe抗原陽性の母親から主として出産時における新生児への伝播
    ②血液を介する医療行為、刺青、麻薬の静注など
    ③性行為
    急性肝炎は感染の機会の後約60日の潜伏期で発症するが、不顕性感染もある。ときにみられる劇症肝炎を除けば、感染は一過性で予後も良い。慢性肝炎はHBVキャリアーから発症し、肝硬変、肝癌へ進行する症例もある。
    B型肝炎の予防
    血液が感染源であるから、手指は水道水で洗い、血液で汚染された器具は次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素濃度1000p...

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