「日本がワーク・ライフ・バランス社会と
なるために必要なことは何か」という題で書いたレポートです。
日本がワーク・ライフ・バランス社会と
なるために必要なことは何か
私は、日本がワーク・ライフ・バランス社会になるために必要なことは、今現在の社会のあり方を改革することだと思う。
第一に、今の社会はワーク・ライフ・バランスが成り立っていないことが現状である。鹿島敬教授の公開授業で紹介されていた「仕事の調和と現実」という調査では、男性の場合、希望では仕事優先が7.3%であるのに対し現実では32.1%もの人が仕事を優先している。また、女性の場合は家庭生活の割合が高くなっている。希望は31.8%であるのに対し、現実では42.3%になっている。よって男性は、仕事重視の生活、女性は家庭生活を重視していることが分かる。なぜ、男性は仕事、女性は家庭生活が生活の中での割合が高くなっているのか。原因は「ワーク・ライフ・バランス」という言葉と内容を知っている人が9.8%しかいないことにあるのだと思う。これでは、ワーク・ライフ・バランスをしようと呼びかけても、ほとんどの人がどのように現状を改善したら良いか分からない。よって、日本は「ワーク・ライフ・バランス」という言葉の意味を沢山の人に知ってもらう必...