「日本の戦後における社会福祉の歴史的展開と、現代の社会福祉の課題について述べなさい。」
約1,200字。評価A。
30×40 社会福祉士養成所
戦後の日本の社会福祉は、戦争による生活困窮者対策を主なもの
と し て 始 ま っ た 。
社会福祉においては、1946(昭和21)年、「社会救済による覚書」
が日本政府に示された。そこでは「無差別平等」とともに、「国家
責任」「公私分離」「必要充足」の原則が確認され、これに基づい
て、同年、(旧)生活保護法が制定された。また児童福祉法や身体
障害者福祉法も成立し、福祉三法体制が確立する。
の 暮 ら し は
向上する。しかしその一方で、企業規模間の賃金格差などの新たな
社会問題も発生した。その中で貧困による医療問題解決のために、
1958(...