日本音楽の歴史と理論 提出課題

閲覧数2,709
ダウンロード数4
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    大阪芸術大学通信教育課程に在籍中です。「日本音楽の歴史と理論」で評価「B」をいただきました。

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    表題:歌舞伎誕生の歴史的・社会的背景及び音楽の特徴
    歌舞伎「壺坂霊験記」の鑑賞を基に、歌舞伎誕生の歴史的・社会的背景及び音楽の特徴について述べる。
    【第87回 歌舞伎鑑賞教室 壺坂霊験記】

    日時:2015年6月20日(土)

    場所:国立劇場

    第一部:解説 歌舞伎のみかた

    第二部:壺坂霊験記(沢市住家の場、壺坂寺観音堂の場、壺坂寺谷底の場)
    1.歌舞伎の誕生

    出雲のお国が慶長8年の春、京の都で「かぶき踊り」を踊ったことが、歌舞伎の生まれとされている。慶長8年といえば、徳川家康が江戸に幕府を開いた年で、応仁の乱以来、長く続いた戦乱の世がやっと落ち着こうとしたとき「かぶき踊」は生まれた。「かぶき踊」はお国が「かぶき者」と呼ばれる傾いた格好に男装し、茶屋の女「おかか」のもとに通うさまを見せたものである。この踊りのうわさはたちまち京に広がり、特に新興の遊女たちの間にいち早く普及し、「遊女歌舞伎」「女歌舞伎」と呼ばれるようになった。

    しかし、「風紀を乱すもの」として、寛永6年(1629)に禁止され、「遊女歌舞伎」のかわりに、「若衆歌舞伎」と呼ばれるものが盛んになった。「若衆歌舞伎」はそれ...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。