精神保健福祉領域におけるソーシャルワークの歴史を振り返り、ソーシャルワークの定義と構成要素を述べよ

閲覧数3,465
ダウンロード数13
履歴確認

    • ページ数 : 2ページ
    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    2014年提出レポート 文字数3000字程度

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1
    1

    「精神保健福祉領域におけるソーシャルワークの歴史を振り返り、ソーシャルワークの定義と構成要素を述べよ。」
    1.ソーシャルワークの源流

    1800年代に資本主義であるイギリスで産業革命がおき、都市化に伴う貧困などの問題に直面することになった。貧困は個人に原因があるのではなく、経済活動を優先する社会が貧困を生み出していることが社会調査によって明らかになった。これにより、イギリスでは、慈善組織協会(COS)とセツルメントといったソーシャルワークの源流が誕生するのである。

    (1)慈善組織協会(COS)

    慈善組織協会(COS)は1869年にイギリスのロンドンで設立された。1800年代のロンドンでは、相当数の慈善組織協会があり、貧困層の救済活動を行っていたが、相互の情報交換や協力体制がなかったため、当時の社会問題であった児童の危機的状況や、犯罪の増加などに効果的な対応ができなかったのである。そのため慈善組織協会(COS)では、ロックの指導のもと、要保護の個別的訪問調査やケース記録の集積を行い、慈善団体同士の連携を図ったのである。また慈善組織協会(COS)は、ロンドンの地区委員会を設置...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。