【玉川大学】宗教哲学「アブラハム宗教の思想」

閲覧数2,384
ダウンロード数0
履歴確認

    • ページ数 : 3ページ
    • 会員990円 | 非会員1,188円

    資料紹介

    ※このレポートは、玉川大学通信教育部・科目名「宗教哲学」平成23年度課題の合格済レポートです。

    教員による評価・批評は以下の通りです。

    <評価>
    B(合格)

    <批評>
    ①重要な点に注目しているが、もう少し思想的な考察をするとよい。
    ②課題にある「言語との関係」についての考察がもう少し期待される。
    ____________________________

    資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

    1、キリスト教が世界宗教へ発展する歴史的・思想的要因について、イエスの時代と原始教会の時代を中心に1000字で明らかにせよ。
    <キリスト教発展の思想的要因>
    キリスト教が世界宗教へ発展した思想的要因は、全ての人に開かれたその思想にある。そして、歴史的要因はパウロによるキリスト教精神確立への貢献と異教徒への布教活動である。
    キリスト教は、紀元一世紀に、パレスチナの辺境に生まれたユダヤ人イエスが、当時の律法主義化したユダヤ教を批判して、神の本質が全ての人を救う「救済の意志」であることを身を持って説き示したことに端を発している。
    キリスト教は入信資格が易しく、戒律が寛大であり、そして何よりも、わかりやすい内容であった。信仰を守る者、洗礼を受けた者であれば入信することができたため、異教徒でも容易に改宗可能であった。そして、戒律には厳しい食事制限はなく心の問題であるとした。その内容は神に罪の赦しを得ることが根本にあり、神への愛、隣人への愛、懺悔を基本としたものである。
     一方、ユダヤ教の入信資格はユダヤ人の母から産まれた者、戒律を守り認められた者であり、戒律は厳しく断食や食事制限がある。そもそも...

    コメント0件

    コメント追加

    コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。