【2015年度】A評価 S0101_教育原論 第二設題 レポート(佛教大学)

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    資料紹介

    佛教大学 「教育原論」 第二設題のレポートです。

    教科書の内容を中心に表現の言い換えと適宜参照をし、段落ごとにわかりやすく書いていますので、参考にしていただきやすいのではと思います。 A評価で合格済です。


    (説題)
    ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。

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    ジョン・ロックにおける子どもの教育論、特に習慣形成や賞罰法を中心に述べよ。
    ジョン・ロックは、1632年イギリス西部に生まれ、若いころより医学に関心を持ち、実証主義、経験主義の学問精神を学んだことから、彼の教育論には、経験主義的な考え方が見てとれる。ロックの提唱した教育論は一般に紳士教育論と言われる。教育の目指す目的として、紳士(ジェントルマン)として、健全な身体と道徳と知識を持っているべきであるという考え方だ。

    まず、この教育論の根底にある概念として、タブラ・ラサ説より説明する。タブラ・ラサとはラテン語で、「磨いた板」という意味で、和訳としては「精神白紙説」と言われる概念である。「子どもは生まれながらに刻み付けられた観念や原理などはない」、つまり誰しもが赤ん坊のときには何の観念を持たずに生まれてきて、経験によりさまざまな観念を獲得するようになるという主張である。ロックの著書『人間知性論』において、次のような説明がされている。「心は、言ってみれば文字をまったく欠いた白紙で、観念は少しもないと想定しよう。どのようにして心は観念を備えるようになるか…これに対して、私は一語で経験からと答え...

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