S0105 教育心理学(4単位)第2設題

閲覧数1,419
ダウンロード数0
履歴確認
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10

  • ページ数 : 10ページ
  • 会員770円 | 非会員924円

資料紹介

佛教大学通信教育部(小学校教諭一種免許)の合格レポートです。日々の勉強の参考にご活用ください。

資料の原本内容 ( この資料を購入すると、テキストデータがみえます。 )

「適応・不適応の心理的機制、またそれからひき起こされる特徴的行動について説明せよ。」
 
 設題の内容を説明するために、適応について考察を深めていく。
 適応とは、主体としての個人が、その欲求を満足させようとして、環境の諸条件を調和するためにとる行動や態度の調整のことをいう。
 適応には2つの型があり、その一つが「受動的な適応」である。「動物は生態系の中で生存していくために都合のよい形態的特徴を備え、さらに行動や生理的な面でも、運動の速度が温度によって変化したりというようにして適応を示すのである。」※1つまり順応や調整という意味合いを持つ。
 もうひとつの適応の型は「積極的な適応」である。これは、ただ環境や状況に従って受身的に反応した行動ではなく、自分の欲求や願望を実現し、より活発に生きることを目指した環境変革や状況操作をしていくという適応行動のことである。つまり、環境や状況に自分を適合させていくだけではなく、能動的な働きかけで変化をおこすという人間ならではの方法といえる。
 このように適応とは、個人と環境との相互関係において、両者の間に何らかの一致や調和がある状態のことをいう。
 上...

コメント0件

コメント追加

コメントを書込むには会員登録するか、すでに会員の方はログインしてください。