設題に対する解答を、テキスト・レポートから抜粋し、分かり易くまとめております。
【短時間で一発合格】 を目標に毎試験に臨みました。
従って、脈絡なく意味不明のまま覚えるのではなく、語句のつながりを大切にし、
スーッと頭に入るように心がけて作成しています。
本解答案を暗記することで、私は一度も科目最終試験に落ちずに済みました。
さらに、少量の私見等を盛り込めば、概ね裏面3分の1まで、答案用紙が埋まりますので、
安心して採点結果を待つことができると思います。
皆様の、スムーズな学習のご参考になれば幸いです。
★設題内容★
1.EU統合は歴史的にどんな経緯をたどったか、EU統合真の意義は何か?
2.EUが今後たどるであろうと思われる道筋について、過去のヨーロッパの歴史を参考にしながら述べよ
3.EU諸国間の「自由移動」の実態について考察せよ
4.EU統合の論理と民族の論理との間に存在する緊張関係は何か述べよ
5.EU諸国における近年の移民労働者問題について考察せよ
6.イギリスは今までEUとどういうスタンスで関わってきたか考察せよ
P6701 異文化理解(西欧)テスト対策
1.EU統合は歴史的にどんな経緯をたどったか、EU統合真の意義は何か?
EU(欧州連合)は1993年マーストリヒト条約の結果誕生。
現在は27カ国が加盟。さらにクロアチアが2013年28カ国目の加盟国となる見通し。そしてEUは前身であるEC(欧州共同体)が発展して形成された。ヨーロッパでは何度も戦争が繰り返され、これを防止する目的でECは結成された。さらに発展した、EUの目的は、ヨーロッパ全土の平和を維持し、不戦共同体としての在り方を確立する事。
この試みは、ヨーロッパの経済・政治形態を変化させ住民の価値観・生活形態に多大な影響を与えた。国境廃止は、交通の自由を生んだ。
ヨーロッパ市民、多文化主義といった新たな言葉を創設した。
そもそも、一般的なヨーロッパの意味は、多様性・共通性というもの。これはヨーロッパそのものが、分裂と統合を繰り返す、不定形な歴史的過程を有した事に関係。異民族により形成されたヨーロッパは5世紀の民族大移動を経て、多くの諸王国の分裂統合を繰り返した。
大きな転換期はフランス革命であり、この革命がもたらした諸問題...