『保育内容指導法Ⅶ』(聖徳大学通信教育部)森・白野 平成25年3月
第1課題 第1投題
WHOの定義により、子どもの健康とは、「健康とは、身体的、精神的ならびに社会的な良好な状態であって、単に病気または虚弱じゃないというだけではない」さらに、「子どもの健康は発育が基本的に重要であり、変化しつつある全環境に調和する能力が不可欠である」ことが指摘されている。子どもの成長は大人と大きく異なっていて、個人差や生得的な条件に左右されながらも、絶えず成長して、発達しているという特性をもっているのだ。
子どもは出産したてのときは、身体的にも精神的にも、未熟である。親や保育者に養育される。この際、大人と子どもの相互作用が十分に行われることで、将来に向けて望ましい成長・発達を...