『教育と社会』(学文社)陣内靖彦・穂坂明徳・木村敬子 2012/5/1
第1課題 第1設題
三つの似ているようで違った「学校へ行かないこと」「長期欠席」「不登校」カテゴリーについて考えたい。まず、学校へ行かないことと不登をとすぐにつなげてしまいがちであるがそうではない。また、学校へ行かないことと長期欠席は完全に一致するものではないし、長期欠席の中でも、不登校とそれ以外の理由の間は、とても曖昧な境界になっている。学校へ行かない子どもは、欠席にならない就学免除や就学猶予されている子どもだ。例えば、病弱・発育不全などその他様々な理由から就学が困難とされている子どもたちだ。また、日本の教育の憲法が「国民」を対象としているため、外国籍の者は、教育を受けさせる義務がないのだ。...