シンポジウム(講演会)に参加しての感想

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    • 会員550円 | 非会員660円

    資料紹介

    まず今回のシンポジウムの前に有森裕子さんのインド偵察報告と加藤シズエ賞の授賞式があったのですが、全体の人口問題へのアプローチを考える前にリクノダクティブ・ヘルス・ライツの見直しと向上のために具体的にどのような活動が有るかということを知ることができました。人口問題へのマクロ的取り組みからミクロ的取り組みへのパラダイムシフトによってどのような活動が末端レベルで行なわれているのかを知る上で、とても有意義だったと思います。
    副題が「人口問題とODAを考える」であったことから、今回はODAから人口問題に対する国家のマクロ的投資戦略についてより深く理解するのかと思っていましたが、シンポジウムの内容としては比較的大学の授業でやった範囲内の事が多く、事前に情報を得ていたため非常に分かりやすく理解できました。そして世界人口爆発への漠然とした不安から性教育論の重要性まで広い範囲でのお話を聞いた上で、このシンポジウムを通じて各個人の問題意識を高めることこそが、UNFPAに対する米国新保守派政権からの資金カットという事実を問題視する材料となり、また日本が国民のODAの予算を増やすことによる負担への理解を示せるのではないかと思いました。これはリプロラクティブ・ヘルス・ライツヘの理解と普及に大きく役立ちえるものだと感じました。
    それからパネリストの皆様の後にコメントされていた、日本のODAを最も古くから手がけていらっしゃる黒田先生の、カイロ会議以降ミクロ的視点に視点が偏りすぎているのでは?というご指摘と、日本が幼児死亡率を減らし長寿を得ることによって成功を収めていることから提供できるノウハウが有るのではないかとのご指摘が大変興味深かったです。
     そして、早乙女先生のおっしゃられていた女性が出産できるのは素晴らしいことなのにそれを認識できないことも問題であるというご指摘には大いに感銘を受けました。

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    シンポジウム(講演会)に参加しての感想
    まず今回のシンポジウムの前に有森裕子さんのインド偵察報告と加藤シズエ賞の授賞式があったのですが、全体の人口問題へのアプローチを考える前にリクノダクティブ・ヘルス・ライツの見直しと向上のために具体的にどのような活動が有るかということを知ることができました。人口問題へのマクロ的取り組みからミクロ的取り組みへのパラダイムシフトによってどのような活動が末端レベルで行なわれているのかを知る上で、とても有意義だったと思います。
    副題が「人口問題とODAを考える」であったことから、今回はODAから人口問題に対する国家のマクロ的投資戦略についてより深く理解するのかと思っ...

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